選ばないほうがいい賃貸物件|やばいアパートの特徴まとめ

賃貸ノウハウ

選ばない方がいい賃貸物件

新生活に向けた部屋選びで失敗するのは避けたいもの。

しかし、不動産情報サイトでは魅力ばかりが目立って、選ばない方が良い賃貸物件は分かりにくいですよね。

後悔のない部屋選びをするためには選ばない方が良い物件の特徴を抑えて、目を肥やす必要があります。

そこで今回は以下の内容でご紹介します。

その他、角部屋はやめた方がいいのか?など賃貸物件で気になる疑問も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

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選ばない方がいい賃貸物件【まとめ】


引用元:Pixabay

選ばない方が良い賃貸物件のエリアとしては、

  • ハザードエリアなど危険性が高い場所
  • 徒歩圏内にスーパーがなかったり不便な場所
  • 事故物件・嫌悪施設近くなど心理的瑕疵のある場所
  • 繁華街や警察署近くで騒音が気になる場所

などが挙げられます。

治安面・利便性・心理的に懸念点のある物件は避けるのが無難です。

また、住まない方がいい物件の間取りや特徴がこちらです。

  • 収納やコンセントが少なく不便
  • 壁が薄い・床が傾いているなど欠陥住宅
  • 三角形など変わった間取り

デザイナーズ物件に多い四角形でない変わった間取りはデッドスペースが大きく、実際の平米数より狭く感じる場合があります。

また、壁が薄いと隣人との騒音トラブルに悩まされる可能性があるので、選ばないようにしましょう。

次の項目からは選ばない方がいい場所や間取りについて、更に詳しくご紹介します。

住まない方がいい場所や地域


引用元:Pixabay

住まない方がいい場所や地域の特徴がこちらです。

  • 線路・幹線道路沿い
  • 繁華街・商業施設の近く
  • ハザードエリア
  • 嫌悪施設の近く
  • 徒歩圏内にスーパーがない
  • 共有部分が不衛生
  • 事故物件
  • 1階にコンビニや飲食店が入っている
  • 救急病院や警察署の近く
  • 坂道が多い

どの地域にも洪水や土砂崩れなどの危険性を示したハザードマップがあります。

ハザードマップで色の付いているエリアは災害時に被害を受けやすいので、避けるようにしましょう。

また、嫌悪施設とは近隣に立地すると嫌がられる施設を指し、ガソリンスタンドや工場など騒音や匂い、危険性が懸念される施設の他、葬儀場や刑務所など心理的瑕疵を感じる可能性がある施設が挙げられます。

嫌悪施設の近隣をはじめとして、上記に該当する物件は「選ばない方がいい賃貸物件」と言えて、安全面の心配や不便さなどから特にファミリーは避けるのが無難です。

住まない方がいい地名はある?

以下の漢字が入っている地名には注意が必要です。

漢字 理由
さんずいを含む漢字
(池・沢・江など)
水害が起こりやすいとされている
鮎・窪(久保)・梅など 液状化が起こりやすいとされている
田、稲 かつて農耕地だった場所を埋め立てている
○○ヶ丘、○○台 新興住宅地に多く、地滑りや液状化が起こりやすい
過去の災害を表していない点にも注意
柿・桜・椿など がけ崩れが起きやすい

さんずいが入る漢字を使った地名は水害が起こりやすい」というのはご存知の方も多いのではないでしょうか。

注意したいのが、○○ヶ丘や○○台といったいわゆるキラキラ地名。

新興住宅地で多い地名ですが、昔の地名のままではイメージが悪いという理由で新たな地名となっている場合があります

かつて起きた災害が地名から読み解けないため、土地や家を購する際は過去の地名もチェックしておくと安心です。

住まない方がいい間取り


引用元:Pixabay

住まない方がいい物件の間取りや特徴がこちらです。

  • 収納スペースが少ない
  • コンセントが少ない
  • 壁が薄い
  • 日当たりが悪い
  • 三角形など変わった間取り
  • 床が傾いている
  • 設備が極端に古い
  • プロパンガスを採用している
  • 郵便受けが小さい・隙間が広い
  • 電波が入らない部分がある

三角形など変わった形の間取りはデザイナーズ物件に多く一見おしゃれな印象ですが、暮らしてみると実際の平米数より狭く感じ、家具の配置も難しいのでおすすめしません。

また、壁が薄いと隣人と騒音トラブルが起こる可能性があります。

その他、日当たりが悪かったり床が傾いていたりといった欠陥住宅も日々ストレスを感じることになるので、こちらも避けた方が良いでしょう。

防犯面で言うと、郵便受けの投函口が広すぎると郵便物を取られて個人情報を盗まれる心配があるので、注意が必要です。

風水的に住まない方がいいのは?

風水で間取りを考える上での基礎情報をまとめました。

用語 意味
鬼門 北東の方位
鬼が入ってくる方角
裏鬼門 鬼門と逆の南西の方位
鬼が出ていく方角
欠け 物件の一辺の長さに対し2/3以下のへこみ
張り 物件の一辺の長さに対し1/3以下の出っ張り
正中線 東と西を結ぶ線、南と北を結ぶ線
四隅線 南東と北西を結ぶ線

上記をふまえて風水的に住まない方がいい間取りや特徴がこちらです。

  • 家の形がL字型/三角など綺麗な四角ではない
  • 欠け・張りが多い
  • 正中線・四隅線上に水回り(キッチン/浴室/洗面所/トイレ)がある
  • 鬼門に玄関/キッチン/浴室/トイレがある
  • キッチンが西日を浴びる場所にある
  • リビングに朝日が入らない
  • 廊下が真っすぐ
  • 寝室が静かな場所にない

鬼門・裏鬼門や正中線・四隅線上は災いを受けやすいとされています

これらの位置に水回りがある間取りは風水上良くないので、賃貸なら該当する物件は避け、これから家を建てる方は配置に気をつけましょう。

角部屋はやめた方がいいの?


引用元:Pixabay

角部屋は壁の2方向に窓があることが多く、風通しの良さや開放感があるのが魅力

今は南向き角部屋で日当たりが最高。これからも同じくらい日当たりが良い部屋でないと引っ越せない気が。笑 冬の日差しがポカポカ引用元:X-@yuka_is_yuka_

先日見た、小さな中古マンション買うことにしました 10階建の10階の角部屋!狭いけど日当たり、風通しがよくて。住みたかった街で、かつ立地が理想的で。引用元:X-@nanana772277

口コミでも、角部屋ならではの日当たりや風通しの良さに満足している内容が多く投稿されていました。

しかし、その一方で以下のような意見もあります。

高層階東南角部屋に住んだら夏が暑すぎる 眺望と暑さはトレードオフです引用元:X-@inagaki_kizuna

角部屋だからなのか、部屋が寒い。静かさを求めて角部屋を選択したけど、さほど静かでもないし、寒いし、むしろ苦行なんじゃねーかこれ。引用元:X-@merissa603

物件の窓の向きによっては日差しが強く暑すぎたり、反対に常に寒く感じたりといったトラブルがあるようです。

角部屋を選ぶ際は後悔のないよう実際に内見に行って、日差しの入り方はどうか、道路に面していてうるさくないかなど確認するのがおすすめです。

マンションの角部屋は怖い?後悔する?

マンションの中でもオートロックのない物件の角部屋で怖い思いをした人もいます。

女性の一人暮らし。わたしも1回怖い思いした事ある。アパートの1階角部屋でひとり暮らししてた時。23時頃1人でゲームしてたらインターホンがなった。怖くて居留守しようと思ったら男性が話しかけてきた。その人が言うにはわたしの部屋と隣の家の隙間の通路に男がいて部屋を覗いていたと。引用元:X-@maiko0150

オートロックがない物件の1階だと簡単に隣家との隙間に入り込めるため、窓から室内を覗かれる可能性があります

不審者に女性の一人暮らしだと悟られてしまうと、どのような危険が及ぶか分かりません。

人気の高い角部屋ですが、階数や防犯設備の有無によって契約するか検討するのがおすすめです。

角部屋には霊が出る?スピリチュアルな意味は?

角部屋には霊が出るという噂を聞いて不安な方もいるのではないでしょうか。

専門学生時代に住んでた場所がアパートの角部屋で毎晩心霊現象に悩まされたからね。角部屋は霊が溜まるとか通り道になるとか言うからね。引用元:X-@acty_truck

口コミでも「角部屋に住んでいて心霊現象に悩まされている」という内容が見つかりました。

しかし、実際には角部屋だからといって霊が集まりやすい訳ではありません

霊は空気の淀むところを好むとされていますが、角部屋はむしろ風通しが良いので、きちんと掃除していれば問題ありません。

マンションの角部屋はうるさい?

角部屋と一口に言っても、幹線道路沿いなのか住宅街に位置している物件なのかで騒音の感じ方は異なります

賃貸マンション。昨秋見たのは西南角部屋。これは東南角部屋だった。見る風景がだいぶかわりしかも東側は道路面してるからうるさい。ベランダに机とノートPC出して優雅に仕事するのが理想なのだがかなり難しい。引用元:X-@yoshiro0424

めちゃめちゃハードな1日やったけど、無事に引っ越し完了した。 2階角部屋のロフト静かすぎて快適 耳栓いらず!引用元:X-@ichigokenpi

口コミでも「角部屋で道路に最も近いからこそうるさい」という意見もあれば「角部屋だから物音一つしない」という意見もあり、立地によって差が出ることが分かりました。

なお、隣人の生活音に関しては片側からのみとなるので、うるさく感じる確率は下がります。

静かに暮らしたくて角部屋を探している方は、立地や隣の部屋の入居情報を確認するのがおすすめです。

角部屋にすればよかった?中部屋とどっちがいい?

角部屋と中部屋のメリット・デメリットをまとめました。

比較表 メリット デメリット
角部屋 ・日当たりが良い
・眺めがよく開放的
・風通しが良い
・中部屋より広めの間取りが多い
・窓が多い分、家具の配置が
難しいことがある
・暑さ/寒さを感じやすいことがある
・中部屋より家賃が高いことが多い
中部屋 ・角部屋より家賃が安い
・室外の温度の影響を受けにくい
・室外の騒音が響きにくい
・上下左右からの音が気になる場合がある
・日当たりが悪いことがある
・部屋の前を他の入居者が通る

角部屋は日当たりの良さや開放感、居住者が部屋の前を通らないなどのメリットがあります。

一方の中部屋は室外の温度や騒音は角部屋ほど気にならないことが多く、家賃も安いことが多いのがメリットです。

どちらもメリット・デメリットがあるので、ご自身の希望に合わせて選択してくださいね。

やばいアパートの特徴|賃貸でこれだけはやめとけ!


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「賃貸でこれだけはやめとけ」と言われるやばいアパートの特徴がこちらです。

  • 木造アパート
  • 居室部分が著しく狭い
  • 収納が少ない
  • 共用スペースが汚い
  • 三角形など変わった形の部屋
  • コンセントが少ない
  • 壁が薄く隣室の生活音が聞こえる
  • 繁華街に位置していてうるさい

共用スペースが散らかっている物件は住民の民度があまり良くない傾向にあり、隣人トラブルが懸念されるため避けるようにしましょう。

また、物件には以下のような構造があります。

  • 木造
  • 軽量鉄骨造
  • 重量鉄骨造
  • RC造
  • SRC造

下に行くほど防音性が高い構造で、木造に関しては隣室のテレビなどの生活音が聞こえることもあるので、「木造アパートはやめとけ」という意見もよく見られます。

上記に当てはまる物件は間取りや設備、構造、立地など様々な面において住んでいてストレスを感じる可能性があるため、選ばないことをおすすめします。

賃貸の優良物件|探し方のコツは?


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優良物件と感じる基準は人それぞれですが、一般的には相場より好条件で家賃が安い物件を指します。

優良物件に出会うコツを以下にまとめました。

  • 不動産情報サイトをこまめにチェックする
  • 希望条件の優先順位をつける
  • 気になる物件はすぐ内見する
  • 不動産屋に直接足を運ぶ
  • 住むエリアを絞りすぎない

物件情報サイトは毎日更新されていますが、好条件な物件は掲載後すぐに契約されてしまうことも多々あります

そのため、こまめに不動産サイトを確認して最新の情報を把握しておくことが重要です。

また、WEB非掲載の物件を扱っている不動産屋も多く、その場合は問い合わせたり来店しないと紹介してもらえないので、住みたいエリアを管轄する不動産屋をチェックするのも一つの手。

また、住みたいエリアを絞りすぎないことで優良物件に出会えることもあります

同じ路線でも各駅のみ停まる駅の方が近隣相場より安いことが多いので、穴場を狙いたい方は要チェックです。

賃貸物件が多い・いい物件が見つかる時期


引用元:Pixabay

賃貸物件が多い時期は1月~3月頃です。

この時期は進学・就職・転勤などで引っ越しをする人が多く、これまで入居者のいた物件が空くことが増えます。

4月中頃までに新生活需要がひと段落すると物件数は減りますが、空室を早く埋めたいという大家さんや不動産会社の意向から家賃を下げて掲載されるケースが多くなります。

そのため、たくさんの選択肢から物件を探したい方は1月~3月頃選択肢は少なくてもお得に契約したい方は5月~8月頃を狙うと良いでしょう。

賃貸物件2つで迷ったら?

賃貸物件を選んでいて2つで迷ったときは「立地」「家賃」「広さ」を中心に比較するのがおすすめ。

家賃に関しては初期費用や管理費・共益費なども含んだ年間のトータルコストで比べましょう。

また、以下の項目も物件比較でチェックしたいポイントです。

  • 間取り
  • 駅までの最短ルートと所要時間
  • 商業施設などの利便性
  • 日当たり・風通し
  • 防音性など構造
  • セキュリティー

同じ平米数でも窓の位置や部屋の形によってどの程度有効に使えるかが異なります。

また、周辺環境や利便性、設備なども暮らしていく上で欠かせない要素なので、どちらの物件が優れているか比較してみましょう。

まとめ

今回は以下の内容でご紹介しました。

  • 治安面・利便性・心理的に懸念点のある物件は選ばない方がいい
  • 三角形など変わった間取りは住みにくい
  • 角部屋は日当たりの良さが魅力
    ⇒ただし暑さ・寒さが気になる物件もあるので注意
  • 物件数が多いのは1月~3月頃
  • 選択肢は減るもののお得に契約するなら5月~8月頃が狙い目

選ばない方がいい物件の特徴に該当する物件は家賃が相場より安いことも多く、価格を重要視するならば魅力的に見えるかもしれません。

しかし、ハザードエリア内や繁華街、嫌悪施設の近くは安全性や心理的ストレスを考えるとやはり選ばない方がいいでしょう。

今回ご紹介した内容も参考に、後悔のない部屋探しをしてくださいね。

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