ガス点検で家に入れたくない!どこを見る?風呂や部屋が汚い場合

賃貸ノウハウ

安全に暮らすためには欠かせない、定期的なガス点検。

しかし、ガス点検で知らない人が家に来ることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ガス点検で家に人を入れたくない方のために、どこを見るのか等の点検内容や、拒否した場合のリスク、そして汚い部屋でも大丈夫なのかをわかりやすく解説します。

ガス点検で家の中をあまり見られたくない方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

記事内容の修正や広告掲載のご依頼はお問い合せフォームよりご連絡お願い致します。

ガス点検で家に入れたくない!点検は絶対必要?

ガス点検は、ガス漏れや機器の故障による事故を防ぐためにとても大切で、ガス点検で家に人を入れたくない人も受ける必要があります

ただし、点検は「義務」であって「強制」ではありません。

ガス会社は安全なガス供給を守るため、点検を依頼しているのです。

ガス漏れや機器の故障は、火災や一酸化炭素中毒につながる可能性があり、非常に危険です。

自分の安全を守るためにも、ガスの点検は必ず受けて、安心してガスを使用しましょう。

ガス点検は部屋が汚い場合でも大丈夫?

「部屋が汚いからガス点検を拒否したい…」という方もいるかもしれません。

しかし、ガス点検の業者は部屋全体の状態を細かくチェックするわけではないため、部屋が汚い場合でもあまり気にする必要はありません

彼らの仕事は、ガス機器や配管などの安全確認がメインです。

そのため、リビングや寝室などが散らかっていても、ガス機器周辺が確認できれば問題ありません。

多くの家庭を訪問しているガス点検員にとって、多少の散らかりは日常茶飯事。

ガス点検員は部屋の汚さに関係なく、安全なガス使用ができるよう、検査に集中してくれます。

ただし、あまりに部屋が汚く、点検箇所へのアクセスを妨げるような状態では、作業が難しくなる場合も…。

ガスコンロや給湯器、お風呂など、検査が行われるであろう場所の周辺は、最低限片付けておくと良いでしょう。

ガス点検を拒否するとどうなる?無視し続けるリスク

ガス点検を拒否し続けると、最悪の場合、ガスの供給が停止される可能性があります

これは、ガス会社が安全にガスを供給できなくなったと判断した場合に起こりうる措置です。

ガス点検を無視し続けることがないよう、きちんと対応して安全にガスを使いましょう。

ガス点検は4年に一度行う義務がある

ガス点検は、ガス事業法に基づいて4年に一度以上行うことが義務付けられています

これは、ガス漏れや機器の故障による事故を未然に防ぐためです。

定期的な点検によって、安全なガス使用を確保しましょう。

ガス会社によっては、安全性を高めるために2年に1回の頻度で点検を実施している場合があります。

ガス点検では何をするの?

引っ越して初めてのガス点検がくるとき、ガス点検では一体何をするのかとても気になりますよね。

ガス点検では、主に以下の場所を点検します。

  • ガスメーター
  • ガスコンロ
  • 給湯器
  • ガス配管
  • ガス漏れ警報器

点検の内容は、ガス漏れがないか、機器が正常に作動しているかなどを確認することです。

ガス点検の所要時間

ガス点検にかかる時間は、およそ10~20分程度です。

短時間で終わるので、想像するよりも負担は少ないでしょう。

点検中は、作業員に邪魔にならないように、少し離れた場所で待機していれば大丈夫です。

また、とくにお茶出しなども必要ありません。

点検後には、点検結果の説明とガスの安全な使用方法に関するパンフレットがもらえます。

ガス点検ではどこを見る?家の中は風呂も対象?

ガス点検では「どこを見るんだろう」と気になる方も多いですよね。

ガス点検では、ガス機器とその周辺を確認します。

家の中はキッチンや浴室(給湯器があるお風呂の場合)、屋外はガスメーターなどが主な対象です。

部屋全体を見るわけではないため、部屋を見られたくない方もそれほど心配する必要はありません。

ガス点検については、ほかにも以下のような疑問を持つ方もいます。

ひとつずつ詳しく見てみましょう。

マンション・アパートではどこを見る?

ガス点検でどこを見るのかは、マンションやアパートのガス機器の設置場所によって異なります。

一般的には自宅内に入って、ガス漏れ警報器やお風呂、コンロなどの検査が行われるでしょう。

マンションによっては、共有部分にあるメーターのみの点検で済む場合もあります

屋外のみの点検だけで済むケース

集合住宅などで、ガス機器がすべて屋外に設置されている場合は、ガス点検が外だけで済むことがあります

ガス機器がどこにあるのかはマンションやアパートによって異なるため、自宅のガス機器がある場所を確認しておくと、事前に屋外のみか判断できるでしょう。

ガス点検で不在の場合|勝手に入る?

ガス点検で不在の場合、勝手に家に入ることはありません

不在連絡票がポストなどに投函され、後日改めて点検の日時を調整します。

【東京ガスの場合】家の中はどこを見る?

東京ガスの場合も、点検で家の中のどこを見るのかは他のガス会社と同様で、ガス機器と周辺設備が中心です。

キッチン、浴室(給湯器がある場合)、屋外のガスメーターなどが点検対象となります。

ガス機器がない部屋に入ることは基本的にないため、安心してくださいね。

東京ガス・大阪ガスの点検が怪しい!詐欺の見分け方

東京ガスや大阪ガスのガス点検を装った詐欺も存在します。

実在するガス会社を名乗る詐欺会社の見分け方は、事前に連絡がない・身分証明書を提示しない・現金でガス点検の支払いを要求するなど。

怪しい点があればすぐに断り、ガス会社に確認しましょう。

いきなり来る業社は怪しい?

正規のガス点検では、事前に日時を連絡するなど、必ず何らかの連絡があります

ガス点検で事前連絡がなく、いきなり自宅に押し掛けられた場合は詐欺の可能性があるので注意が必要です。

詐欺電話の特徴は?

ガス点検を装った詐欺電話では、緊急性を煽る言葉遣い、個人情報を聞き出す質問、高額な料金を要求するなど、不自然な点が多いのが特徴です。

ガス点検を装った詐欺電話がきてしまったときは、慌てずに警察に通報してくださいね。

基本的に、ガス業者は電話よりも手紙などで連絡をしてくることが多いです。

電話が詐欺なのか判断できない方は、電話を切った後に自分で契約しているガス業者に電話をして、本物かどうか確認するのもいいでしょう。

まとめ

ガス点検は、ガス漏れや機器の故障による事故を防ぐために非常に重要です。

部屋が汚くても、ガス機器周辺が確認できれば問題ありません

点検を拒否すると、ガスの供給停止や事故発生時の責任問題など、様々なリスクがあります。

点検員はプロなので、部屋の状態を細かくチェックすることはありません

もし不安な点があれば、ガス会社に問い合わせてみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました