布団はゴミ袋に入れば捨てられる?羽毛布団はゴミ袋に入る?入れ方も

賃貸ノウハウ

布団の処分、どうすればいいか迷っていませんか?

布団の捨て方は自治体によってルールが違うので、注意が必要です。

布団はゴミ袋に入れば捨てられる?」と悩んでいるあなたのために、この記事では、布団をゴミ袋に入れて捨てる方法から、ゴミ袋以外での処分方法まで詳しく解説します。

この記事を読めば、あなたの布団がゴミ袋に入るかどうか、そしてどのように処分すれば良いのかが分かりますよ。

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布団はゴミ袋に入れば捨てられる?自治体によって異なるポイント

布団をゴミ袋に入れば捨てられるかどうかの答えは、自治体によってルールが異なるため注意が必要です。

簡単に捨てられるケースもあれば、粗大ごみとして処理が必要な場合もあります。

また、布団の種類(羽毛布団、敷布団、掛け布団など)によっても処分方法が変わる場合があるので、お住まいの地域のルールを必ず確認しましょう。

続いて以下のケース別に布団の捨て方を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ゴミ袋に入れば可燃ゴミ

以下のようにいくつかの自治体では、布団を圧縮して指定サイズのゴミ袋に収めることができれば、可燃ゴミとして捨てることができます。

自治体 捨て方のルール
札幌市 指定ゴミ袋に口をしっかり縛った
状態で入れる
(指定ゴミ袋は40ℓまで)
京都市 子ども用ふとんのように
袋に入り、片手で持てる重さなら
可燃ゴミでOK
(1回の排出で2袋まで)

ただし、これは自治体のルールによって異なり、全ての自治体で認められているわけではありません

また、布団を可燃ゴミとして出す場合、以下の手順で捨てましょう。

  1. 布団を小さくたたむ
  2. 紐で縛るか、圧縮袋に入れて空気を抜く
  3. 指定のゴミ袋(サイズを確認)に入れる
  4. ゴミ収集日に指定の場所に置く

布団の種類によっては、十分に圧縮してもゴミ袋に入らない場合もあるので、その場合は無理せず他の処分方法を検討してください。

自治体のホームページなどで、布団の可燃ゴミ処理について確認することをおすすめします。

ゴミ袋に入るサイズが指定される自治体も

以下のように、一部の自治体では布団をゴミ袋に入れる場合、布団のサイズを規定しています。

自治体 捨て方のルール
大阪市 最長辺が30cm未満に
なるよう布団を切る
川崎市 最長辺が50cm未満に
なるよう布団を切る

この場合は、布団をハサミなどで細かく切る必要があります

作業中は以下の点に注意しましょう。

  • 事前に自治体の具体的なサイズ規定を確認する
  • マスクや手袋を着用し、健康に配慮する
  • 作業スペースを確保し、綿や羽毛の飛散を防ぐ
  • カッターやハサミの使用時はケガに注意

布団を細かく切る作業は大変なので、時間と労力の余裕がない場合は他の方法も検討してみてくださいね。

ゴミ袋に入ってもNG!粗大ゴミ

以下のように多くの自治体では、布団はゴミ袋に入っても粗大ゴミとして扱われます。

  • 北九州市
  • 堺市
  • 名古屋市
  • 市川市
  • 東大阪市  など

粗大ゴミとして出すには、自治体への事前申告や手数料の支払いが必要になります。

事前に手続きを済ませ、以下のような手順で布団を出しましょう。

  1. 自治体へ連絡し、回収を予約する
  2. 回収料金を支払う(ゴミ券の購入など)
  3. 指定日に、指定された場所に布団を出す

なお、自治体によって手続き方法や費用、収集日が異なるので、必ず事前に確認が必要です。

詳細は自治体のホームページや電話で確認してみてくださいね。

布団がゴミ袋に入ればOKなら入れ方とは

自治体でゴミ袋への投入が認められている場合、布団を効率的に小さくする方法が重要。

布団のゴミ袋への入れ方の例がこちらです。

布団を切らなくてもゴミ袋に入ればOKという自治体の場合、圧縮袋を使う方法が手間も少ないのでおすすめです。

圧縮袋を使う方法を詳しく紹介します。

圧縮ゴミ袋を使う

圧縮ゴミ袋は布団をコンパクトにするのに非常に効果的で、ゴミ袋への収納が各段に容易になります。

布団を圧縮袋に入れて空気をしっかり抜けば、通常のゴミ袋に入るサイズになるかもしれません。

注意点としては、布団が入らないサイズの圧縮袋に無理に入れてしまうと、後から破けて空気が入り込む可能性があるということ。

そのため、圧縮袋は布団が無理なく入るサイズを選ぶことが重要です。

羽毛布団もゴミ袋に入るなら捨ててOK?

羽毛布団も自治体のルールによっては、ゴミ袋に入るなら捨てることができます

ただし、羽毛布団はかさばるので、圧縮袋の使用が必須です。

羽毛布団を可燃ゴミとして出す場合、以下の点に注意しましょう。

  • 羽毛が飛び散るので布団を裁断しない
  • 圧縮袋に入れるか紐で縛ってまとめる
  • ゴミ袋の口をしっかり閉じる

羽毛布団を裁断すると羽毛がばらけてしまい、回収してもらえなくなってしまう可能性があります。

そのため、羽毛布団を捨てる際はコンパクトにまとめてゴミ袋に入れ、しっかりと袋の口を閉じましょう。

掛け布団もゴミ袋に入れば捨てられる

掛け布団も自治体のルールによってはゴミ袋に入れば捨てることが可能です。

圧縮袋を使うことでよりコンパクトになり、ゴミ袋に入れやすくなります。

掛け布団に関しても、自治体ごとに可燃ゴミとして捨てられるサイズなど条件が異なるので、必ずルールを確認してから捨てましょう。

敷布団もゴミ袋に入れば捨てられる?入れ方

敷布団も掛け布団と同様に、自治体によってはゴミ袋に入れば可燃ゴミとして捨てることが可能です。

敷布団でも圧縮袋を活用し、十分に空気を抜くことで、ゴミ袋に収まる可能性があります。

敷布団は掛け布団より重量も厚さもあることが多いので、ゴミ袋に収まるとしても、必ず自治体のルールに従って捨てましょう

こたつ布団もゴミ袋で捨てられる

こたつ布団も、サイズや自治体のルールによってはゴミ袋で捨てることができます

こたつ布団もその他の布団と同様に、圧縮袋を使うとコンパクトにまとまって便利です。

自治体によってはゴミ袋に入るとしても裁断が必須というケースもあるので、お住まいの地域のゴミ出しルールを確認してみてくださいね。

布団をゴミ袋以外で捨てる方法

ゴミ袋で捨てることができない場合や他の方法を検討したい場合、以下の方法があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リサイクルショップやフリマアプリ

状態の良い布団であれば、リサイクルショップで買い取ってもらったり、フリマアプリで売却したりできます。

リサイクルショップやフリマアプリを使うことのメリット・デメリットがこちらです。

メリット 処分費用がかからず、
むしろ売り上げになる
デメリット 店舗まで運ぶ、購入希望者との
やり取りや発送が必須といった
手間がかかる

時間に余裕があり、処分費用を抑えたい方にはおすすめです。

引っ越し業者や不用品回収業者の利用

引っ越し業者や不用品回収業者に依頼すれば、自宅から布団を運び出して処分してくれます。

業者を利用することのメリット・デメリットがこちらです。

メリット 処分の手間を省ける
デメリット 粗大ゴミとして捨てるより
費用がかかるケースが多い

業者の利用がおすすめなのは、コストよりも手間や時間がかからないことが優先という方です。

なお、業者によって回収料金が異なるので、見積もりを取って検討しましょう。

支援団体に寄付

状態の良い布団であれば、支援団体などに寄付することも可能です。

児童養護施設やホームレス支援団体は使用済みの布団ではなく、新品のみを受け付けていることが多いですが、障害者支援団体では作業所で利用する中綿のために中古を受け付けていることもあります。

使用した布団を受け付けているかは団体により異なるので、必ず確認しましょう。

支援団体などに寄付することのメリット・デメリットがこちらです。

メリット 誰かのためになり、まだ使える
布団の有効活用ができる
デメリット 多くの支援団体で寄付金や
送料は自己負担

支援団体ごとに寄付金の額やルールが異なるので、その点も併せて確認するのがおすすめです。

ゴミ袋で布団を捨てる際のよくあるQ&A

ゴミ袋で布団を捨てる際によくある質問をまとめました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

指定のゴミ袋がない時は45リットルに入る?

指定のゴミ袋がない場合の対応は自治体によって異なります。

45リットルのゴミ袋に入っても、回収不可となる場合もあるので注意が必要です。

特に布団は粗大ゴミ扱いか可燃ゴミとしてゴミ袋に入れて出せるか異なるので、必ず自治体のホームページなどで確認しましょう。

布団をゴミ袋に入れてダニ対策ができる?

布団をゴミ袋に入れるだけではダニ対策になりません。

ダニ対策をする場合、以下の手順で行いましょう。

  1. 布団を黒いゴミ袋に入れる
  2. 炎天下の中、車やベランダに数時間置く
  3. 取り込んだ後は布団に掃除機をかける

ダニは50度以上の熱で死滅します。

上記のように高温を保つことで布団のダニ対策ができるので、挑戦してみてくださいね。

布団を収納するのにゴミ袋で保管は危険?

ゴミ袋は通気性が悪いため、カビやダニが発生する危険性があります。

布団の保管には、専用の布団収納袋を使用するのがおすすめです。

布団専用の収納袋なら、圧縮タイプや羽毛をつぶしにくいタイプなど、用途に合わせて選ぶこともできますよ。

布団がゴミ袋に入らない時は?

布団がゴミ袋に入らない時の対応例がこちらです。

  • 自治体のルールに従って粗大ゴミで処分
  • 自治体の指定サイズに切って可燃ゴミ
  • 不用品回収業者などに依頼

布団の捨て方のルールは自治体によって異なり、細かく切れば可燃ゴミでOKだったり、必ず粗大ゴミとして出す必要があったりと様々

そのため、必ずお住まいの地域のルールを確認した上で処分してください。

布団シングル以外のゴミ袋の入れ方

シングル以外の布団も、同じように圧縮袋を活用してゴミ袋に入れます

サイズが大きくなるので、よりしっかり圧縮しましょう。

また、可燃ゴミとして布団を出して良い自治体でも、多くの場合は指定のサイズに切ることが条件となっています。

圧縮袋で圧縮するだけでOKなのか裁断が必須なのか、必ず確認してくださいね。

まとめ

今回は以下の内容でご紹介しました。

  • 布団の処分条件は自治体によって異なる
  • 廃棄の指定サイズがなければ圧縮袋の活用も◎
  • 羽毛布団は裁断NG
  • 不要な布団は業者に回収してもらう方法もある

布団の処分方法は自治体のルールによって大きく異なります

ゴミ袋に入るサイズであれば、指定サイズに切ったり圧縮袋を活用したりすることで、可燃ごみとして処分できる自治体もあります。

しかし、多くの場合は粗大ごみとなるため、手続きが必要です。

このように、「ゴミ袋に入ればOK」とは限らないので、まずはあなたの自治体のルールを必ず確認しましょう。

この記事で紹介した情報を参考に、最適な方法を選んでスムーズに布団を処分してくださいね。

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